慶蔵院「子ども会」

第36回 子ども会

12月12日

 子ども参加者 25名 大人参加者 21名


 第一部は、「クリスマス」をテーマに、「お話さーくるなごみ」の皆さんによる、絵本読み聞かせ、紙芝居、大型絵本、クイズが行われました。
 今回が「なごみ」さんの最終公演。3年間、慶蔵院の子ども会の第一部を支え続けてくださったみなさんに、感謝の拍手を送りました。



 第二部は、住職による成道会、パネルシアター。30分、子どもたちは、よく集中して聞いてくれました。
 今回のパネルシアターで、重点的に語った内容は、悩みを解決しようとして、苦行によって自分の体を壊してしまったのでは、何にもなりません。元気な自分の体を回復させた、シッダールタは、静から座って自分自身を見つめました。そして、自分の中のさまざまに揺れ動く気持ち、悪魔とたたかって、ついに真理に目覚めることになりました。


 *最後に、2月20日の子ども会でマジックショーをしてくださる大形さんが、飛び入り参加で、宣伝をかねて、いくつかマジックを披露してくださいました。




第35回 子ども会

10月10日

 参加人数 子ども30名 大人16名
 第一部は、「おはなしサークル なごみ」の皆さんによる「食欲の秋」をテーマにした絵本・紙芝居でした。絵本「いろいろごはん」、「ぬーくぬく」の読み聞かせ。大型絵本「はらぺこおおかみとぶたのまち」では、おおかみをたべるという、ぶたのまちにはいった、おおかみが、おどろく場面で、小さな子どもたちは、大笑いをしていました。
 また、こどもたちが楽しんだのが゛ドングリを食べたリスの顔が、日めくりタイプのカレンダーのようになっていて、どんどん大きくなり、「ハクション」で、口からバラバラに飛び出してしまい、また始めっから…という絵本に人気があつまりました。
 最後は「きょうりゅうのラーメン」の紙芝居でした。

 第二部は、シンガーソングライター田中伸一さんによる「ギターでうたおう」。
これまで、五回歌ってくれた歌が「慶蔵院手作り歌集」になりました。子どもたちは歌集を見ながら、リクエストをして、どんどんいっしょに、ギターの伴奏に合わせて歌を唄いました。
 途中、アルプス一万尺のリクエストでは、手遊びも交えて、みんなで歌いました。
子どもたちがリクエストした曲は、「森の熊さん」「七つの子」「トンボのめがね」「虫の声」「小さい秋みつけた」「証城寺の狸囃子」「ふるさと」「手のひらを太陽に」「南の島のハメハメハ大王」「勇気ひとつを友にして」「手紙」「想い出のアルバム」でした。

第34回 子ども会

09月12日

 参加人数、子ども31名、大人20名

第一部なごみサークルのみなさんによる「十五夜」をテーマにしたお話と紙芝居をたのしみました。「おつきさまとうさぎ」の紙芝居、写真絵本「宇宙のアルバム」、大型絵本「めっきら、もっきら、どおんどん」を読んでもらいました。


第二部、林千智先生によるブックトーク「てとてとてとて」では、まず先生のエプロンの下にかくされた、ハンカチでつくられたポシェットの中から、取り出された、どんぐりと海老フライそっくりの緑色のもの、「これは何でしょう」との質問からはじまりました。先生の家の裏山で拾ったものです。この回答は、お話の途中で、「まつぽっくりノート」の本の紹介とともに、教えてもらいました。松ぽっくりをリスがかじった残りの芯が、海老フライそっくりの形をしているのです。

最初の紹介されたのは「ふろしきばあちゃん」、本の紹介とともに風呂敷の包み方を教えてくれました。一升瓶日本をいっぺんに風呂敷で包む方法には、みんなびっくりさせられました。リンゴもかんたんにハンカチに包むことができました。ポシェットの作り方も教えてもらいました。

二番目は、「あのねおしょさんがね」のわらべ唄をみんなで一緒に、手遊びを入れながら歌いました。2人ひと組になったりして歌いました。
みんな、とてもじょうずと林先生にほめてもらいました。

 三番目は、「三枚のお札」のストーリーテリング。方言をまじえての語りを、おばあちゃんのお話を聞くように、みんな静かに、一生懸命聞いていました。

 そのあと、「シノダ゛、チビ竜と魔法の実」「山に木を植えました」「土のコレクション」「もぎ、ちいさな焼きもの師」「この世でいちばんすばらしい馬」の本について、一冊一冊手にとって、絵を見せてくれながら、内容を紹介してくれました。
 山に木を植えたのは、漁師さん。なぜなら、山と海とがつながっているから。海を守るためには、山を守る必要があるから…ということがわかりました。戦争、殺し合いはいやだと逃げて、六匹目の馬として絵になった中国の馬の話。日本語の勉強をしているFちゃんやKちゃんは、どのようにうけとめてくれたでしょう。

 最後の本は「てをみてごらん」。みんなの手がつながっていくような絵本でした。そして、おしまいに「雨の音」と「からすかずのこ」の手遊びをおしえてくださいました。
せんせいが、「どーぞ」というと、みんな声をそろえて、気持ちよくうたうことができました。終わってからも、先生の周りには、たくさんの子どもたちがあつまって、いろいろとお話をうかがっていました。

第33回 子ども会

08月02日

 参加人数、子ども23名、大人10数名。
 午後三時から四時過ぎまで、仏教大学学生さん3名が、子ども会に来てくれました。

 最初は手遊びゲーム「おもちゃのチャチャチャ」。歌いながら、チャチャチャのところで拍手をしたり、反対にチャチャチャ以外のところで拍手をしたり、テンポを上げたりして楽しみます。大人は、どうしても拍手がずれてしまいますが、子どもたちは上手に叩きます。
 次にパネルシアター「やおや」です。2人でやりとりをしながら、歌を歌いながら、にんじん・たまねぎ・じゃがいも、トマト・レタス・きゅうりの名前を言い当てていくというものです

 最後に人形劇「仲よしが一番」。
 蝉取りに行った2人が、喧嘩をしてしまいますが、ピエロを仲立ちにして仲直りするという創作人形劇でした。大きな声で、はっきりとした口調で、テンポの良い話にまとまっていました。タンバリンを使った擬音も効果的でした。ミンミンゼミの声が、元気で良かったと思います。
 今回、スタンプが10個あつまり、絵本がもらえたお友達は9名です。

第32回 子ども会

07月11日(土)午前10時~ 

 子ども参加者、43名。大人参加者、約30名。
今回、3名の子に、スタンプ10個達成により、絵本のプレゼントがありました。また、リーチがかかり、絵本を選んでもらった子が9名となりました。
 第一部は、「なごみ」サークルの皆さんにより、
絵本「花火」、紙芝居「てんとうむしのテム」、そして朗読コンサート「ひさの星」大型絵本の読み聞かせをすすめてくれました。最後には、「好きになった人」の手遊びをしてくれました。

 第二部は、境内に出て、ジャグリングショーの大道芸を見せてもらいました。演じてくれたのは、大阪市認定パフオーマー「みぞん」君。
 ボールのジャグリンング、デビルスティック、シガーボックス、ディアポロなどのショーを見せてくれました。

第31回 子ども会

06月13日(土)午前10時~ 

 子ども参加者、46名。大人参加者、30名。
 第一部「なごみサークル」の皆さんが、手作りのパネルシアターを演じてくれました。ネコの頭を前に移しても、後ろに移してもネコの姿をしていて、頭を動かすことで右向きのネコ、左向きのネコを一瞬にして表現。ネコの迷いをうまく伝えていました。子どもたちも、大喜び。「なごみサークル」のみなさんによる、二作目・三作目のパネルシアター制作に、期待したいと思います。

 第二部は、午前11時より、「人形劇団どむならん」による、「ふるさとのおはなし」。津に伝わるサメの話では、海を泳ぐ男の泳ぎ方が面白くて、子どもに一番人気でした。ふんどしの白い布を長く伸ばして、サメを驚かすところも、子どもたちに受けていました。
 志摩地方に伝わるカッパの話では、お皿の水がなくなると途端に力が出なくなる河童。お皿に水がたまると、ファンファーレがなって、一気に元気が回復するところが子どもたちには面白く映ったようです。
 カッパの話は、もう少し枝葉を削り取り、和尚さんとカッパと霊験あらたかな石との関係に絞り切った方が良いように思いました。その方が間延びせず、展開が速くなると思いました。

第30回 子ども会

05月9日(土)午前10時~ 絵本と紙芝居、うた / 花まつり(パネルシアター・法要)

 子ども参加者23名、大人参加30名。
第1部は、なごみサークルの皆さんによる、絵本・紙芝居・大型絵本を楽しみました。
第2部は、今回初めての試みとして、「花まつり」法要に取り組みました。

 初めに、住職による「花まつり」のパネルシアター。続いて、法要に入り、子どもたち全員による木魚念仏の中、献華と灌沐を行いました。花は、庭にあるクロロウバイを花御堂の上から覆うように、背の高い筒状の花瓶に生けました。シラン・キショウブ・ミヤコワスレ・カラーが、真っ盛りで、献華に利用できました。Mさん・Eさんが、庭の花を持ってきてくれました。

第29回 子ども会

04月11日(土)午前10時~

第一部 おはなしサークル「なごみ」
  絵本「あしたもあそぼうね」 あまんきみこ作
  創作紙芝居「し~ん」 きたむらめぐみ作
  大型絵本「くものすおやぶんとりものちょう」 秋山あゆこ作
  歌「四季の歌」

第二部「インド・仏様の国を訪ねて」  名古屋大学大学院 前島訓子>
 インドに生まれた仏教の歴史、中国から日本までの仏教の伝播、仏蹟参拝の写真などをパワーポイントを使って説明をしてくれました。小学生にはかなり難しいお話でしたが、一時間を超えるお話をみんな静かによく聞いてくれました。

第28回 子ども会

03月14日(土)午前10時~12時 絵本と紙芝居、お楽しみ会

 第二部では、二人の中国人児童による紙芝居と発表、三人の日本人(4,5年生)による二つの紙芝居、二人の日本人(2年生)によるピアノ演奏が行われました。
 二人の中国人児童は、慶蔵院「一会館」を教室にして学んでいるNPO日本語支援「てらこや塾」の子どもたちで、二人とも来日して7ヶ月程の児童です。4年生のFさんは、16枚にのぼる「月になったウサギ」の紙芝居を読み上げ、「本当の布施とは・・・」をテーマに、うさぎとやまいぬとカワウソとサルとお坊さんの様子を表情豊かに表現してくれました。6年生のS君は、中国と日本を対比させながら、自分で調べたことをまとめて発表、最後には簡単な中国語を参加者に教えてくれました。
 三人の4、5年生の児童は、紙芝居を配役を決めて読み分けるという工夫をしてくれました。  
 二人の2年生は、ピアノの連弾で「崖の上のポニョ」を演奏してくれました。
 参加者は、子ども30名、大人20名。第一部のなごみサークルのみなさんによる絵本、紙芝居と歌と合わせて、あっという間の2時間でした。

子供会内モンゴル交流会

01月16日(金)午後6時30分〜 慶蔵院一会館

内モンゴルのみなさんへ

子ども会からの手紙

 1月16日は、ありがとうございました。楽しかったです。おどりがうまくてかんどうしました。すてきなおどりでした。ハキハキしていたおどりもあって、ゆっくりきれいなおどりもありました。すごいと思いました。そのあとに、いっしょに歌を歌って楽しかったです。リズムにあわせて、ふりつけをしたり、楽しかったです。声をあわせてうたをうたっていて、「うまいな」と、思いました。中国語でうたっていた、内モンゴルのみなさんは、意味がよくわかるけど、わたしは、よくわからなかったけど、わかるような気がしました。これからも、わたしたちのことをわすれないでください。わたしもわすれません。踊りや歌をまた、見せて下さい。


 わたしは、歌を聞いて、じょうずだなと思いました。ダンスもすごかったです。内モンゴルの人たちといっしょに、手をつないで歌を歌ったりしたのも、楽しかったし、ダンスが一番心に残りました。また、機会があったら会いたいです。


 おどり、とってもよかったです。わたしも、あんなふうにおどれたり歌えたりできたらいいなあと思いました。またよかったら、おどりや歌、みたいなぁと思いました。踊りや歌をうたってくれて、ほんとうにありがとうございます。


 1月16日は、けいぞう院に来てくれてありがとうございました。
 小さい子のおどりは、いきいきしていて元気が出てきました。大きい子たちは、おしとやかな感じもあり、動きがとてもきれいでした。リナさんの歌は、何の歌詞か分からなかったけど、高い声が心に残っています。私もいっしょに歌いたかったです。
 そして、みんなで歌った最後の『手のひらを太陽に』にも感動しました。内モンゴルのみなさんは、日本語は分からないけど、手や体を使ってリズムに合わせていっしょに私の手をつないで歌に合わせてくれたので、うれしかったです。あたたかい手でした。
 私は、外国の人たちとふれあう機会があまりないけど、楽しく過ごせました。家に帰ってから、地球儀で確認しました。遠い所から来てくれてありがとう!!




 こんにちは。私は、小俣中学校1年生です。
 1月16日の昼と夜に皆さんの踊りと歌を見せていただきました。皆さんを見ていて、体が柔らかいことや動きが美しいことに驚きました。それと、中学校で2回、お寺でも2回歌ってくれたリナさんの声は、まだ心の中に残っています。美しい声でした。
 お寺では、短い時間でしたが、言葉は通じなくても、手をつなぎ合ったり、笑顔をかわしたりと、同年代同志、なんだか何か通じ合うものを感じました。皆さんは、きっと高い目標を持ってみえると思います。自分達の民族芸術にほこりを持っている皆さんにお会いできて嬉しかったです。


 私は、内モンゴルの人たちはすごくダンスが上手だと思いました。何回も何回も練習しなければあんなにうまくはなれないと思いました。内モンゴルの人たちと歌ったりダンスをしたりしてすごくおもしろかったし、楽しかったです。言葉は通じないけどダンスの表現の仕方で色々わかったので、すごく楽しかったです。
 2年生や3年生なのにダンスが上手でびっくりしました。すごく思い出に残る1日でした。また内モンゴルの人たちと会って歌ったりダンスをしたりしたいです。


 わたしは、内モンゴルのみなさんとお会いして、はずかしかったけど、内モンゴルの人と手をつないだりみんなと歌ったり、楽しかったです。また内モンゴルの人と手をつないだりしたいです!!