慶蔵院「子ども会」

第 50回 子ども会 3月12日

参加者数 子ども19人 大人39人

第一部

 いつものように、成田さん・坂根さんの、絵本、紙芝居、お話をいただきました。
 さらに今回は、黒田さん家族が紙芝居をもって特別参加をしてくれました。黒田さんが創られた手作り紙芝居です。その内容は、黒田さんの先祖にあたる方のお話です。私たちの前を流れる一級河川の日本一の清流「宮川」は昔から、暴れんぼう川と呼ばれ、幾多の洪水被害を与えてきました。慶蔵院も過去2回の洪水で流されているのです。
 今から400年ほど前のことです、庄屋さんであった松井孫右衛門さんは、自分が人柱になって宮川を鎮めようと決意し、生きながら堤防の下に埋められました。
 いまも「松井孫右衛門人柱堤」という石柱と小さな社が、宮川のほとりに建てられれて、地元の人々がお参りをしています。
この話を、黒田さんが紙芝居にして伝えてくれたのです。


第二部では、

 海保さんが家族でベーゴマを持って来てくれて、回して見せてくれました。本格的な装置も用意してくれ、始めてみる子はびっくりしていました。
 時間がなくて、回し方を教えてもらうことはできませでしたが、いつかまた、その機会を作ってもらいたいと思います。


 次にたかしくんの百人一首の暗誦、恵ちゃんのお別れの言葉がありました。恵ちゃんは、中国に帰ることになったのです。ちょうど2年間の日本での生活でした。また日本に来ると元気に挨拶してくれました。


最後は、皆で3月恒例となったビンゴゲームをして、お供えされたお菓子をいただきました。


第49回 子ども会 2月19日

参加者数 子ども21人 大人30人

第一部

 前半は、「涅槃会」法要を行いました。紙芝「お釈迦様最後の旅」を読んだ後、涅槃図で関連の箇所を説明、和讃「涅槃会」の一番を歌いました。さらにお釈迦様の最後の教えより
「世は無常なり」について、物事は変化するのだから、つらいこと悲しいことも変化する。「無常には、希望があるつ」とかたりました。そして、木魚念仏をしながらお焼香をしていただきました。

 後半は、紙芝居「春が来るまで」 、絵本はネパールの絵本から読んでもらいました。お話は「大工と鬼六」ともう一つ短いお話。


第二部は、

 桜井ひろ子さんがネパールのサチコール村の子ども達の様子をはなしてくれました。事前に写真パネルを40枚送ってもらって、展示してありました。
 桜井さんが「この写真の中で何を話してほしいですか」と尋ねると、手をあげた「りょう」くん。猫を抱いた子ども写真を指さしました。
「これは、ペットのねこではありません。ネパールでは、猫も仕事をしています。それは、ネズミを取るという仕事です。ネパールにはネズミがたくさんいるのです…」
 このような話に、子ども達はいつのまに引きこまれて行きました。桜井さんは30分話してくれました。
 桜井さんの話について、子ども達に尋ねました。
「また来年も来てもらってお話聞きたい人、拍手」
「今日のお話を、学校でお友達にも聞かせてやりたいと思う人、拍手」
子ども達はみんな手を叩いてくれました。




第48回 子ども会 1月22日

参加者数 子ども20人 大人16人

第一部

 成田さんが「がまんのケーキ」と「よかったなぁかーさん」の絵本、小林さんが、ベトナムの紙芝居、「太陽はどこからでるの」を、坂根さんが「ふるやのもり」をストーリーテリングでやってくれました。

第2部

 田中伸一さんがギターで伴奏をしてくれて、みんなのリクエストに応えて、一緒に歌ってくれました。子どもたちもどんどんリクエストをしてくれて1時間、たっぷりと、みんなで歌うことが出来ました。また、浄土宗の八百年大遠忌記念曲「いのちの理由」を歌唱指導してくれて、みんなで歌うことが出来ました。